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2015年07月18日
医療保険とがん保険は別々に加入すべき?
医療保険
医療保険の基礎知識
医療保険は病気・ケガ時の入院、手術に対して給付される保険です。
通常は入院1日に対してと手術1回に対しての給付が付いている保険です。
病気の中にはがんも含まれますので、これだけでもがんの入院や手術にも対応した保険と言えます。
入院日数は通算で1,000日前後
1入院は30日・60日・120日・180日から選択
という商品が多いようです。
がん保険
がん保険の基礎知識
がん保険はその名の通り、がんになった時ののみの保険です。
医療保険でもがん入院などは対応していますが、大きな違いとして、一時金の有無が挙げられます。
がん保険はがんと診断された時にまとまったお金(例:100万円)を受け取れる商品が多いので、治療が長引く様な場合や、保険適用できない高額な治療になった場合に特にありがたい内容になっていますね。
あとがん保険の多くは入院日数の制限をしておらず、無制限に入院を見てくれる保険会社が多いようです。
注意点としては、契約してから約3ヶ月間は猶予期間が発生することです(加入後3カ月以内にがんと診断された場合、保険契約は無効になる)。
これはがんという病気自体が、自覚症状の少ない病気だからと考えられます。
医療保険とがん保険は両方入るべきか?
医療保険とがん保険は両方入るべきか!?
もちろん両方入るに越した事はないでしょうが、2つかける事で保険料も加算されます。
ほとんどの場合医療保険やがん保険は掛け捨て型の商品になっているので、そこに抵抗を感じる方も少なくないようです。
そんな方の為に、特定の保険会社では医療保険に付加できる「がん特約」があります。
医療保険で入院と手術はカバーされます。そこに例えばがんの診断一時金という特約を付加すると、入院・手術の給付以外に、がんと診断された時に一時金が給付されるのです。
当然医療とがんの2つに加入されている場合より保障は目劣りしますが、その分家計は助かるはずです。
この方法は、「医療保険は持っておきたいし、がんも気になるから少し手厚くしておきたいけど、保険料は抑えておきたい」という考えの方にぴったりでしょう。
実際の保険料の差
例えば、40歳の男性の方で考えてみます。
※保険料について特定の保険会社の料金ではなく、各社平均的な保険料を加味し弊社で算出しております。
①医療保険とがん保険分けて加入した場合
・医療保険:約4500円(入院1日1万円コース)
・がん保険:約3800円(入院1日1万円コース 診断金100万円)
⇒合計約8300円
②医療保険にがん特約を付加した場合
・医療保険:約4500円(入院1日1万円コース) + 約1900円(がん特約 診断金100万円)
⇒合計約6400円
その差、、、なんと約2000円!
(20年払い続けると総額約40万~50万の差が出る)
当然保障内容は①の方が優れていますが、もし病気にならなかった場合も考えて、掛け捨て型の保険はできるだけ安くしておきたい、という考えであれば②の選択も充分に考慮すべきでしょう。
保障はたくさん付いてると安心できますが、そこにムダが生じる要素が出てきます。あれもこれも付けたいと言いだすとキリがありません。自分にとって何が大事か考え、自分に合った保険にする事が重要ですね。
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